~ 遠く旅立った 母に向けて ~
あれは昨日の事のよう
いつもの時間の いつものなぎさ
瀬戸の海に 沈む夕陽 波間を照らし
心もまっさら この浜辺
寄せるさざ波 見詰めてた
あれは太鼓の響く朝
顔も洗わず 表に出たら
村自慢の 錦の屋台 舞っていた
見詰める背中も 小さくなり
元気になる日 夢見てた
あれは寒い冬の日よ
暖かくなったら いつものように
今年も行こうね 桃源郷も 薔薇園も
言ってたあの日は もう帰らない
耳を澄ませば 笑い声
あれはいつもの朝だった
昨日と違う 凍り付く朝
助けを求め 息絶え絶えに すがる小さな手
瞼を閉じれば 最期の姿
今も逢いたくて 目を閉じる
貧しくも慎ましく 生きて来た
いつもの声が いつもの笑い声が 聞こえてきそう
仲間ができたとはしゃぐ声 元気に通ったあの日の風景
明日も来るねと 手を振るその姿
今でも笑顔で現れそう
笑顔の写真 見詰めつつ
昨日と違う 今日とも違う 明日が始まる
ずっと信じてた永遠なのに 元気で居ると信じてたあの日
夕陽に祈りをこめて 手を合わします
眩しい朝陽が昇ると信じて 一歩ずつ
新しい明日が来ると信じて 歩きます
~ あの日の風景 ~
2月のあの日から、認めていました。
いずれ孝子さんに読んで貰おうと思っていました。
でもそれも儚い夢となりました。
神様、仏様。
僕の大切な人を、これ以上奪わないで下さい。
もっともっと、これからもずっと、孝子さんの事お慕い申し上げます。
少々長期になっても、元気な姿で、
不死鳥のごとく復帰されることを、心よりお祈りしています ♡
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